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タイトル | 我が家のお稲荷さま。C |
| 著者 | 柴村仁 | |
| イラスト | 放電映像 | |
| 出版 | 電撃 | |
| 発売日 | 2005年4月 |
| 執筆者:jade | 評価:B |
| 鬼たちの元へ返された包帯ぐるぐるの少女“シロちゃん”がわずか数日でオトナになって帰ってきた。しかもぐるぐる包帯巻きだったその服はスケスケのヒラヒラになっていて、その変貌ぶりに驚く透だったが、再会を喜ぶ間もなく鬼たちに追いかけられて、何が何だかわからないうちに二人は逃げることに───お稲荷さま第4巻。 中途半端なところで終わった前巻の続きから始まる今回は実質前後編の後編という位置づけ。そのためストーリーや登場人物の説明を省いて話が進められていくのですが、さすがに前回から半年空いているのでストーリーの説明ぐらいは入れたほうがよかったかな。登場人物に関する記憶が曖昧だったので3巻を読み直す羽目になりましたから(苦笑 内容自体はいたって平凡。日常パートも戦闘パートも無難に書き上げたという感じで、シロちゃんの能力や玉耀の思惑、謎の二人組の正体といった前巻から引っ張った事柄にもまったく意外性がなく、特に盛り上がることなく終わってしまいました。 う〜ん、新人ということを考えれば巧く書けている方だと思いますが、如何せん平均点レベルで安定してしまっているのが悔やまれますね。欠点の少ないこじんまりとした作品よりも荒削りでも将来性を感じさせる作品の方が魅力に映ると思うのですが… このシリーズを一言で表すと“ぬるい作品”という表現がぴったりですね。今回は好戦的な空幻の戦闘シーンが無かったため、これまで以上に地味な印象を受けました。そろそろマンネリ感が漂ってきた感じですね。佐倉と女性キャラによる恋の鞘当を絡ますなどして、そろそろ物語に新鮮味を出すべきでしょう。 |
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